名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
　

ホーム » レーベル別 » ＨＪ文庫

僕はやっぱり気づかない 3

投稿者： tonbo 投稿日時： 月曜, 2011/12/05 - 16:28
僕はやっぱり気づかない 3
→honto、→amazon
タイトル：僕はやっぱり気づかない 3（小説：ＨＪ文庫）
作者　　：のぞうみこうた：望公太
絵師　　：タカツキイチ
デザイン：？
編集　　：？
作者直営サイト：なし
絵師直営サイト：なし
特記事項なし

ラノベのお約束の一つに鈍感主人公があります。
「いくらなんでも耳が遠すぎるわ！」とツッコミを入れたくなるほど偶然大事な一言を聞き逃し、恋愛感情には疎く、何らかの異能もたまたまで片付ける。しかしこれを逆手にとって、『主人公が何事にも気がつかない』のを設定レベルで組み込んでしまったのが本シリーズです。
これはまさに設定の勝利ですね。だから、普通のラノベであればヒロイン達が普通ならざる存在さすがに気がつくところでも、変わった性癖の女の子、で片付けられてしまうという……（笑）。

一応ストーリーは意味ありげにちょこっとだけ進んでますが、基本は短編集。ヒロインズのバカ話で大いに笑った！

魔法少女が犬になっちゃったり、陰陽師は諦と物理的に離れられない呪いがかかったりとまあいろいろ。各ヒロインにつき短編ひとつといった構成です。
当然異常な状況なんですが、みんながみんな諦に対しては「超常現象とかそんなもの存在しない！」という理屈を無理やり押し通し、それをあっさり信じてしまうという……。
あーお腹いたいわー。

シリーズ一覧

『僕はやっぱり気づかない』
『僕はやっぱり気づかない2』
『僕はやっぱり気づかない4』
『僕はやっぱり気づかない5』

作品一覧

『僕はやっぱり気づかない』
『Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン』
『僕はやっぱり気づかない2』
『僕はやっぱり気づかない4』
『僕はやっぱり気づかない5』
『異能バトルは日常系のなかで』
『異能バトルは日常系のなかで 2』

トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/5826