名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

花咲けるエリアルフォース

タイトル:花咲けるエリアルフォース(小説:ガガガ文庫)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :るろお
デザイン:?
編集  :?

映像化した世界を死ぬほど見たいと思った作品はいつ以来でしょうか。全力で赤枠おすすめします!!

桜との感応、桜の花弁型攻撃機が、桜の花びらを散布して一帯の敵を殲滅する兵器とかなんつう発想だよ!

東西で「民国」と「皇国」に分かれ内戦状態の日本。両親も住む場所も失い孤児となったぼくは、なぜか強く桜に惹かれる。転校先の中学校の初日、ぼくは突然空から降りてきた桜色の兵器と桜子と呼ばれる少女に出会った……。

時間が止まり、永遠に咲き続ける桜、その桜を核として感応できる特別な人間が帝都の空を護るというこの世界観だけで完全に撃沈されましたよ!
日本人にとって桜は特別な感慨をもたらす植物だと思いますが、もうね映像を脳裏に浮かべずにはいられません。
主人公は相変わらずヘタレですが、ものが桜で儚いイメージがつきまとうだけに、そんなに気にはなりませんでした。まあともかく読んで見てください!
ヒロインがやんごとなきお方ってのもツボですええ。


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from monumenta librorum on 土曜, 2012/02/25 - 11:07

日本が分裂している世界で、不思議な飛行兵器に乗る羽目になった少年が主人公の話。桜がモチーフで、メインヒロインは実質的に王様だったりして、ある意味では、そういった話にも思...

from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 土曜, 2011/10/22 - 12:09

著:杉井 光 イラスト:るろお 「わ、わたしがっ、呼び捨てでいいと言っているのにっ」 「なんだおまえは。ちょっとはありがたいと思え!」 「うう、つまり、桜子って呼び捨てにして...