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オルキヌス3 稲朽深弦の調停生活

タイトル:オルキヌス3 稲朽深弦の調停生活(小説:GA文庫)
作者  :とばとおる:鳥羽徹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

全然関係ない話で恐縮ですが、リアルでリレーマラソンに参加させられて4km走ったらへろへろ。
オタクなインドア派としては体力はある方だと思いますが、ここはひとつ「いっしょにとれーにんぐ」でもして体力増強を……<たぶん無理
以下の文章がへろっていたらまことに申し訳ありませんとあらかじめ謝っておきます……

さて。
オルカという人間の常識完全無視!な幻想上の生物たちと、人間の橋渡しを行う新人調停員の奮闘を描く物語。
個性的なオルカ達と繰り広げるどつき漫才と、予想外の手段での調停が魅力のゆるファンタジーですが、今回は深弦が手柄を焦るあまり親友のセシルと喧嘩になってしまうという割とシリアスな展開も。

とはいえ基本はなんでもありなファンタジー的世界でのどつき漫才ですね。
由緒正しきノリツッコミによるキャッチボールは見てて気持ちがいいです。(……ということは、対象年齢が割と高い…か?)
今回は「調停員としてどうあるべきか」なんていうシリアスな話が入り込んではいますが、最終的なオチはやっぱり非常に「らしい」ものでした。

しかし、この物語って一応深弦が主役でセシルも重要な相方として機能して、しかも両方女性なわけですが、清々しいくらいに全く百合要素のかけらも見あたりませんね! 深弦は外見も中身も女っぽいところがなさすぎなので、みんなに男と誤解されるものも無理ないと思いますええ。


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