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ウィザーズ・ブレイン 7 天の回廊 下

タイトル:ウィザーズ・ブレイン 7 天の回廊 下(小説:電撃文庫)
作者  :さえぐされいいち:三枝零一
絵師  :純珪一
デザイン:?
編集  :?

気象制御衛星の暴走によって、日照が遮断された冬の世界。
食料は人工プラントで作るしかなく、数少ない資源を巡って大戦が勃発。泥沼の争いの結果、人口が激減しもはや大戦の継続が不可能なくらい人類は疲弊していた……。

iブレインを脳に埋め込んで膨大な演算能力や身体能力の底上げが可能となった魔法士同士の非常に独特なバトルや、巻を追う事にかえって謎が深まっていく奥深い設定など魅力のたっぷりつまったシリーズもいよいよ佳境に入ってきました。
とうとうこの巻で気象制御衛星の暴走に至る一切の経緯、そこにまつわる数々の謎が一挙に明かされます。

バトルシーンは全くないんですが、手に汗握る展開の連続と言っていいでしょう。
なにしろ1巻当初からずーっと引っ張ってきたシリーズ最大の謎がついに紐解かれるわけですから! 驚きの内容も多数あったんですが、ここに来てめちゃくちゃ気になる引きがぁぁぁぁぁぁ……この期に及んでまだ一波乱あるのか!?


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