名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

時載りリンネ! 4 とっておきの日々

タイトル:時載りリンネ! 4 とっておきの日々(小説:スニーカー文庫)
作者  :?
絵師  :古夏からす
デザイン:?
編集  :?

「時載り」の一族で、活字を食事の代わりとし、200万字活字を読むと1秒時を止めることができるという少女・リンネの冒険に明け暮れる日常を描いたファンタジーです。
個人的にこれ、アニメや漫画文化にあまり深く触れていないライトノベル初心者にぜひともおすすめしたいシリーズです。
ちなみに今回は初の短編集。

このシリーズ、漫画などの特定のオタク文化に傾倒した描写がないので、ラノベ耐性がない人にもすすめやすいんですよね。
語りである久高が、遊び友達であるリンネや妹の凪に抱く繊細で複雑な心境もかなり上手く表現されていると思います。
今回の短編集には、リンネが出てこない、楠本兄妹のみのエピソードがあるんですが個人的には一番よかったです。

ところで話が大きく脱線しますが、司書のジルベルト嬢、通称Gはその……Gという略称が特定の……アレを連想するようで……そ(リンネに時を止められてフルボッコ確定


この作品の名台詞

流れ星が過ぎる間に三回願いごとを唱えると、その願いが叶う、という言い伝えがある。
じゃあ僕らも願おう。この”とっておきの日々”がずっと続きますように!

→解説


シリーズ一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/3082