名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ

タイトル:放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :ふゆの春秋
デザイン:?
編集  :?

第12回スニーカー大賞受賞作<奨励賞>受賞作。
これはおもしろかった!
ある日、主人公の少女・遙が学園内で出会った転校生の少年。
しかし、転校生だと思っていたその少年・秋津安芸は実は17歳にして自分の担任教師となったのだ!……という出だしで始まる魔法アクション。
魔法アクションですが、とっつきはかなりいいです。キャラクターが生き生きしてますね。

複数視点からの一人称を使うことで、物語がテンポ良く流れていきます。
今月スニーカー大賞の入賞作品として2作出た両方が魔法アクションだったんですが、実に対照的な作風ですね。こっちの方は文章的にはまだまだこれからという感じですが、キャラに魅力があります。引きこもって一切顔が出てこない、遙の妹とか重度のブラコンである安芸の姉とか、存在感がすごくしっかりしてます。

あとは、やっぱり主人公の遙。活発に動きすぎて自爆することも多いけれど、それもめげずに果敢で積極的な行動力が大きいですね。
魔法に関するあれこれは、例によって省略するのでご自身の目でお楽しみください。
あ、遙の写真的記憶力は便利そうなので、私にもこういう能力があれば……と思いましたですええ。


この作品の名台詞

「あ、初めて呼び捨てで呼んでくれましたね!」
「そうだっけ?」
「そうですよ! うーん、今日はスペシャルだ!」
「楽しそうだね……。午前1時過ぎなのに」
「高校生ですからね」
「僕も年齢ほとんど変わらないんだけどな……」
「ああ、まあ、先生は女子高生ではないですから」

→解説


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from ◆小耳書房◆ on 水曜, 2009/07/15 - 02:16

弱いですねぇ。メガネでくせ毛(笑
多分な、それでエロい歌も歌ってなかったらシカオちゃんを好きになることも多分なかった。ま、それはおいといて。
 
高校2年の春。チャリで...

from 愛があるから辛口批評! on 日曜, 2008/09/07 - 19:38

放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ (角川スニーカー文庫 208-1) 作者: 土屋つかさ 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/09/01 メディア: 文庫 「この2人の関係が...