名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

Kaguya 2―月のウサギの銀の箱舟

タイトル:Kaguya 2―月のウサギの銀の箱舟(小説:電撃文庫)
作者  :かもしだはじめ:鴨志田一
絵師  :あおいくみこ:葵久美子
デザイン:?
編集  :?

健気な盲目美少女がすべて、といっても過言ではないでしょう。

ムーンチャイルドと呼ばれる、ある事件がきっかけで異能を持ち、それがゆえに迫害される子供達。そんなムーンチャイルドの中でも、ずば抜けて高い絶対防御の力を持ちながら、盲目の少女・ひなたと、他人に自分の視覚を共有させるという能力を持った少年・宗太の二人によるラブストーリー。
あ、もちろんストーリーがストーリーなので異能バトルもあります。

異能の説明はパス。
もうね、とにかくひなたがかわいくてねえ……。
ハンデがあるからこそのかわいさももちろんあるんでしょうが、健気で素直でもう宗太はさっさと態度決めろやゴルァという感じ。

対して宗太は典型的なエロゲ主人公というか、煮え切らないので非常にじれったいです。まあ、ラストがあれなので許す。にしても、盲目の少女に能力を使って他人の視覚を共有することで「見せる」というアイディアがやはり光ってます。


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