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時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット

タイトル:時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット(小説:スニーカー文庫)
作者  :せいのせい:清野静
絵師  :古夏からす
デザイン:?
編集  :?

活字を文字通り日々の糧とし、溜め込んだ活字力を使うことで刻を止めることができる時載りの一族。
そんな時載りの一員ながら、活字嫌いで遊ぶのが何より大好きというリンネと、そのお供(笑)たる少年久高の賑やかな日常を描いたファンタジーです。
今回は、かなりの盛り上がりっぷり。ガールミーツガール。後半は畳みかけてきますよ?

前半は、例によってリンネが遊びたがっているだけです(笑)
なんとかに刃物ではないですが、危険なおもちゃをリンネが手にしてしまったことから……一日が30時間?
そして塔の住人・ネリーとの出会い。まあこのあたりまでは楽しくはあるけれど割とのんびりとした流れ、だったんですが。
そこから物語は急転直下。
何がどうとは言いません。読めばわかります。
読んでてかなりドキドキものでした。うーん、この緊張感!
こういうのがあるから読書はやめられないんですよね……とか思わせぶりなことばかり書いてますが、ほんとすばらしい出来でした。


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