名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕

タイトル:花園のエミリー―鉄球姫エミリー第三幕(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :やなぎたまぞう:八薙玉造
絵師  :瀬之本久史
デザイン:?
編集  :?

素行などに問題のありまくるお姫様エミリーが主役のファンタジーアクション。
タイトルがタイトルなので、ソフト路線かと思ったら……
やってくれたよこの作者は!!
1巻の路線が帰って来ちゃったよ!

戦闘用の甲冑の設定や、血しぶきとびまくる描写、あと容赦なくキャラを殺すところが1巻の特徴でした。
2巻以降、その路線は修正されたかと思っていたんですがいやいやいやそこでそうなっちゃうのかよ!
これが玉造&スーパーダッシュクオリティ。

ま、期待しててくださいな?


この作品の名台詞

「死人に栄誉などあるものか」
「アルバートもジュディも死など、一瞬も望まなかっただろう」
「死骸など、残された人間から、その心から何か奪っていくだけだ」

「グレン」
「妾は死に栄誉など感じないぞ。むしろ死を侮蔑する!」
「例えば貴様が妾を護って死んだとしても、妾は貴様を罵ってやる。あらん限りの辱めをその死骸に与え尽くしてくれる。恐ろしいと思うか?」

→解説


「誰がヤケなど起こすか。そもそも世界で一番己が好きだという自信があるこの妾が、無茶などするか。それは保証してやってもいいぞ」
「だから貴様は妾を護れよ。護衛騎士グレン・ジョゼフ・ノーフォーク」

→解説


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/2787