名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

シャムロック the PrivateEye

タイトル:シャムロック the PrivateEye(小説:GA文庫)
作者  :さわがみみずや:沢上水也
絵師  :すぎやまげんしょう:すぎやま現象
デザイン:?
編集  :?

絶望した! イラストレーターが変わっていたことに気が付かなかった自分に絶望した!

シャムロックの平行世界もの。十六夜学園が出てこなかったり、そもそもシャムロックが存在しないなどの違いがありますが登場人物は共通。
ただし、その配置や趣味思考などは微妙に異なります。
シャムロックシリーズを知らなくても、まったく別の作品として読めるようになってます。すんげー探偵役が偉そうな探偵ものです。
そりゃあねえ……シリーズ読んでる人ならご存じの通り、桂一が探偵役じゃあねえ?
なんせ二言目には「……馬鹿か、君は?」だし。
騒がしい探偵ものとして、普通に楽しめます。

あーしかし、マジで絵師がたぶん番外編だけだとは思いますが、西脇ゆぅりさんからバトンタッチされてるとは気が付きませんでした。
いや明らかにタッチは違うんですけどね?
外伝だから絵柄を変えてきたのかな、とか勝手に思い込んでましてorz
誰か他にこういうおバカな同志はいないもんですかね……ははは。
そして気が付けば本編のことを何も語っていないという罠。
独立した作品としては、久我原桂一の割と悪辣な探偵ぶりを堪能するのが吉。なにげに東雲クリスが普通に苦労人に見えてきます(笑)


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