名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

12/02/06 - の記事

僕の魔剣が、うるさい件について2

タイトル:僕の魔剣が、うるさい件について2(小説:スニーカー文庫)
作者  :みやざわいおり:宮澤伊織
絵師  :ちゃあ:CH@R
デザイン:?
編集  :?

逆タイトル&表紙詐欺で本来の読者層に届いてないんじゃないかという気が激しくするんで改めておすすめ。

意志持つ魔剣<夜来たる>の使い手となり、他の魔剣の使い手たちと戦うことを余儀なくされるバトルアクションです。
本来の性格は温厚な主人公が、剣を持つことで好戦的になり戦うことに喜びを見いだし、その破壊衝動を意志の力でねじ伏せ、しかし時には解放。魔剣は魔剣で、理性も一応あるが、他の魔剣を壊すことは半ば本能として備わっている。
この魔剣<夜来たる>の破壊願望や、主人公の闘争心と理性のせめぎ合い描写に見るべき点あり!
全くサービスがないわけじゃないんですが、間違ってもぬるいラブコメがメインの話ではないのです。

この素晴らしく不幸で幸せな世界と僕と!

タイトル:この素晴らしく不幸で幸せな世界と僕と!(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :みずきひろ:水樹尋
絵師  :2C=がろあ〜
デザイン:?
編集  :?

第1回講談社ラノベ文庫新人賞<佳作>受賞作。

憧れの人に告白、玉砕。失意の少年・一樹は、恐怖の大王の魂を探しているという天使の少女セラフと出会う。一方で、悪魔の少女ベリアルとも知り合う。実は一樹の身体は……。
まあ基本ラブコメと思っとけば大丈夫です。
ラブコメ部分の描写に関しては勢いがあり、今後の成長に期待が持てますね。カラーページの肌色の多さはジャスティス!

新人らしくいろいろとアラも目立つのでざっと紹介という形にさせていただきました。