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僕の魔剣が、うるさい件について2

タイトル:僕の魔剣が、うるさい件について2(小説:スニーカー文庫)
作者  :みやざわいおり:宮澤伊織
絵師  :ちゃあ:CH@R
デザイン:?
編集  :?

逆タイトル&表紙詐欺で本来の読者層に届いてないんじゃないかという気が激しくするんで改めておすすめ。

意志持つ魔剣<夜来たる>の使い手となり、他の魔剣の使い手たちと戦うことを余儀なくされるバトルアクションです。
本来の性格は温厚な主人公が、剣を持つことで好戦的になり戦うことに喜びを見いだし、その破壊衝動を意志の力でねじ伏せ、しかし時には解放。魔剣は魔剣で、理性も一応あるが、他の魔剣を壊すことは半ば本能として備わっている。
この魔剣<夜来たる>の破壊願望や、主人公の闘争心と理性のせめぎ合い描写に見るべき点あり!
全くサービスがないわけじゃないんですが、間違ってもぬるいラブコメがメインの話ではないのです。

さて2巻。
<火神結社>から、<夜来たる>とリクは破壊ではなく監視に切り替えられ、魔剣の使い手である才森加奈子が転校してくるが、一般常識に疎いのでいろいろと危なっかしい。
そんなある日、新たな魔剣の叫び声をキャッチ。かけつけると、そこにいたのは深い事情を抱えた中学生・貫肌心花。複数勢力の思惑が絡み、リクはいっそう激闘の中に身を置くことになる。

うむ、2巻も熱いですね。
あ、今回は弱気になった<夜来たる>が見られて、なんか新鮮でした。
ぜひ完結までがんばって突っ走って欲しいんですが、これ売れてるのかどうかすごく不安だ。がんばってるといいなあ。


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from 愛があるから辛口批評! on 火曜, 2012/02/07 - 22:42

僕の魔剣が、うるさい件について (角川スニーカー文庫) 作者: 宮澤伊織,CHAR 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発売日: 2011/10/29 メディア: 文庫 購入: 1人 クリ...