名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

11/06/11 - の記事

僕と彼女のゲーム戦争

タイトル:僕と彼女のゲーム戦争(小説:電撃文庫)
作者  :しわすとおる:師走トオル
絵師  :はっぽうびじん:八宝備仁
デザイン:?
編集  :?

この小説には実在のゲームやゲーム系サイトが実名で登場します。
ゲームに関しては、きちんと許可もとっているそうです。

スペランカーとかギアーズオブウォーとか。しかもゲームシーンがなかなかに臨場感があって熱い!

スペランカーのねつ造バックストーリーとかどういうことなの……

人付き合いが苦手でひたすら本だけを読んでいた少年が、ゲームと運命の出会いを果たしますっ! おすすめ。

俺ミーツリトルデビル!

タイトル:俺ミーツリトルデビル!(小説:電撃文庫)
作者  :みねもりひろかず:峰守ひろかず
絵師  :犬洞あん
デザイン:?
編集  :?

最初読み始めたとき感じたこと。
「妄想少年に夢魔の組み合わせか-。うーん特に目新しさもないし、割と妄想少年はうざいし……」でした。ところがこれが中盤あたりまで進むとかなり感触が変わってきます。

わかりやすく説明すると、前作の「ほうかご百物語」と物語構造の基本は同じなんですよね。変態&暴走しがちだけどやたらポジティブでブレない少年と、なんだかんだいいつつ良い雰囲気のヒロインが鉄板。

物語単体ではややアピール部分が弱い点もあるんですが、作品全体を包んでいる暖かい空気がそれをカバーしてます。作者の前作のファン、もしくは割とほんわかした雰囲気のラブコメを求める方におすすめです。