名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

それがるうるの支配魔術

12/09/05 - の記事

それがるうるの支配魔術 Game5:キングメーカー・トラップ

タイトル:それがるうるの支配魔術 Game5:キングメーカー・トラップ(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :さくらねこ
デザイン:?
編集  :?

世界の認識を一時的に書き換えることで、望む効果を得る理操魔術。
そんな魔術師たちの中にあって、魔術のルールを口にすることでその魔術を無効化できる少年の物語。

出てくるのは魔術なんですが、アクションではなく謎解きが主体になっているのが特徴。
世界規模の悪の組織と戦ったりもしません。いろいろおもしろい作りになってます。

そんなシリーズですが、驚愕の展開がっ!!

12/04/04 - の記事

それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス

タイトル:それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :さくらねこ
デザイン:?
編集  :?

今回の鍵となるのは、神様。……魔術じゃなく神様!?

主人公は、魔術を形作る偽りを言葉にすることで、その魔術を破壊できるという世界で唯一の存在で、主人公を軸に物語が進行します。アクションよりもミステリ風。理詰め感覚ですね。

はい、理操魔術が出てくるこのシリーズで神様が登場しちゃいました。
これほんもの? なんかトリックあるんじゃないの?と読者を見事に混乱に陥れてくれます。
で、結局どういうことなのかはレッツ本編。

11/12/05 - の記事

それがるうるの支配魔術 Game3:ファミリアル・リドル

タイトル:それがるうるの支配魔術 Game3:ファミリアル・リドル(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :さくらねこ
デザイン:?
編集  :?

2巻の紹介時にも書きましたが、やはりこのシリーズは「魔術」の扱い方が明らかに他のラノベとは一線を画してますので、そこが特徴であり魅力です。


・魔術はあるが、派手なアクションが主体ではない
・魔術は、世界の<理>を一時的に書き換える

ここ重要! そんな万能な代物じゃないんですね。特に人間相手の魔術はいろいろ制限が多い。
・主人公だけが唯一、言葉によって魔術を破ることができる
これはまあ主人公特権というか、いわゆるその幻想をぶち殺すみたいな。

3巻は言乃がメイン。普段見るからに強い感じなので、こういう子が内面をさらけ出すとぐっと来るものが!

11/08/04 - の記事

それがるうるの支配魔術 Game2:リメンバランス・パズル

タイトル:それがるうるの支配魔術 Game2:リメンバランス・パズル(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :さくらねこ
デザイン:?
編集  :?

さてと、このシリーズをなかなか的確に表す紹介が思いつかないわけですが……
ミステリ風味の魔術もの、といったところでしょうか。

・魔術はあるが、ドンパチやらかすアクションではない
・魔術は、世界の<理>を一時的に書き換える
・主人公だけが唯一、言葉によって魔術を破ることができる

こんな特徴があり、作中のキャラは魔術によって認識を惑わされ、それをどうにかして主人公が解いていく、そんな筋書きになってます。読者には最初から「どう見ても図書館だろ!」とわかりきったところで、誰一人疑問も持たずアイス販売の列に並んでいたり、といった描写の仕方がおもしろいですね。
さて、それはそれとして……

御剣言乃、なんという訓練されたツンデレ!

11/04/03 - の記事

それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール

タイトル:それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :さくらねこ
デザイン:?
編集  :?

「ルール」がテーマになった、現代を舞台にした魔法もの。

前作の「放課後の魔術師」でもそうでしたが、今シリーズは魔法をあらゆることが可能な万能のものと定義せず、厳格な制約に縛られる法則としているのが特徴でそこが魅力となってます。