名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

シゴフミ

07/03/13 - の記事

シゴフミ 2―Stories of Last Letter

タイトル:シゴフミ 2―Stories of Last Letter(小説:電撃文庫)
作者  :あまみやりょう:雨宮諒
絵師  :ボコ
デザイン:?
編集  :?

死者が生前にやり残したさまざまな想いを手紙として、まだ生きている者に届け、その想いを伝え成就させるという「シゴフミ」の配達人の少女の仕事を綴ります。
どちらかというと配達人の少女は見届け役に回ることが多く、毎回異なる舞台と人物が主役になるのですが、なにせ生前やり残した想いというのがテーマだけに、切なかったりしょっぱい後味のエピソードになることも多いのが特徴。
例えば2巻だと、他人の恋路を応援して成就させるのが日常になっている少女が、自分の恋とかち合った時にどうするか、なんてことがさらにシゴフミと関わってきたりします。

06/10/11 - の記事

シゴフミ―Stories of Last Letter

タイトル:シゴフミ―Stories of Last Letter(小説:電撃文庫)
作者  :あまみやりょう:雨宮諒
絵師  :ボコ
デザイン:?
編集  :?

シゴフミとは? 死後文のこと。その死後文を届ける配達人と、手紙を託す死者、残された生者について綴った連作短編集。ただし、基本的には各編は独立してます。
そうですね、派手さはありませんが相変わらず地道に確実に読める短編を書かれてます。そもそも短編書けるということ自体が貴重なので、がんばってほしいですね。