名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

サクラダリセット

12/04/19 - の記事

サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐

タイトル:サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐(小説:スニーカー文庫)
作者  :こうのゆたか:河野裕
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

ようやっと6巻読めました。これで7巻に行ける……

能力者が集う街・咲良田市。
どの能力者も街を一歩でも出ると能力のことを忘れ去ってしまい、街の外では全く意味のない能力になってしまう。しかし市内に限れば個性的な能力者が多数集う中に、リセットと呼ばれる「世界を三日分巻き戻す」能力がこの物語の核となります。

強力な能力者との対決や困難な状況を、様々な能力を組み合わせることでひっくり返すという知恵比べの要素があり、さらに青春小説としても非常に良質な作品に仕上がっています。

そして、物語は7巻の完結に向けていよいよ佳境へと……
(世間的には完結してるけどおおいに盛り上がってるところなので温かく見守ってください)

12/03/28 - の記事

サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA

タイトル:サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA(小説:スニーカー文庫)
作者  :こうのゆたか:河野裕
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

11/05/05 - の記事

サクラダリセット5ONE HAND EDEN

タイトル:サクラダリセット5ONE HAND EDEN(小説:スニーカー文庫)
作者  :こうのゆたか:河野裕
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

能力者の集まる咲良田市。そこにいる能力者のなかで、絶対記憶の能力を持つ少年・浅井ケイと、1日だけ時を巻き戻す「リセット」の能力を持つ少女・春埼美空。一人だけではあまり意味のない能力を持つ二人を中心にした、タイムリープストーリー。

相変わらず淡々と紡ぎ上げていくストーリーが、春埼の透明感のある存在とマッチしています。巻を追うにつれて徐々に「表情」を見せつつあった春埼ですが、今回自分の感情と向き合うことに。

10/11/28 - の記事

サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY

タイトル:サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY(小説:スニーカー文庫)
作者  :こうのゆたか:河野裕
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

10/09/04 - の記事

サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN

タイトル:サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN(小説:スニーカー文庫)
作者  :こうのゆたか:河野裕
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

三日以内にセーブした時間まで一度だけ世界の時間を巻き戻す能力「リセット」を持つ少女・春埼美空と、リセットの影響さえ受けずすべての出来事を忘れない「記憶保持」能力を持つ少年・浅井ケイ。ちょっと特殊なルールを持ったタイムリープものであり、非常に透明感のある青春小説でもあります。
静かな雰囲気と、時間ものらしい緻密な構成を特徴としてます。

3巻では、春埼美空とケイ、そして相麻菫の三人の二年前に何があったのか? その辺の話が、時間を現在と二年前に行きつ戻りつ語られます。

10/03/05 - の記事

サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

タイトル:サクラダリセット2 WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL(小説:スニーカー文庫)
作者  :こうのゆたか:河野裕
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

どーにも時間がとれないんで、シリーズそのものの紹介でご勘弁を。

いわゆるタイムリープものです。
ただし、条件の付け方が特殊なのでそこが一番のポイントになってますね。
すなわち、セーブした時間まで巻き戻せるという能力。
これを、役割分担して2人揃ってはじめてタイムリープをこなせる
ところに意味があるのです。

09/06/01 - の記事

サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY

タイトル:サクラダリセット CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY(小説:スニーカー文庫)
作者  :こうのゆたか:河野裕
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?

「リセット」という、世界を巻き戻す能力がこの物語の肝。タイムリープものの一種と言えそうですが、仕掛けが非常におもしろい!
この能力にはひとつ大きな制限があって事前に戻る箇所を「セーブ」する必要があり、さらに「リセット」した本人もその記憶を失ってしまうという……。
釣られるしかねえええええ!!というストーリーです。

また、乙一が帯の推薦文を書いてるのは伊達ではなく、作品の雰囲気がかなり乙一に似たところがあります。
透明感があって、そのくせどこか醒めた目で見ているような視点が特徴的。
ちょっと文体に好き嫌いが出そうですが、この独特な雰囲気も込みで黒枠おすすめ。