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彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この臨海学校は安全だから、絶対敵に見つかったりしないよ

タイトル:彼女がフラグをおられたら 大丈夫、この臨海学校は安全だから、絶対敵に見つかったりしないよ(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :たけいとおか:竹井10日
絵師  :CUTEG
デザイン:?
編集  :?

自分と相手との関係が、すべてフラグという形で見えてしまう少年が主人公の、ハーレムラブコメ。
いやもう、なにこのハーレムぶり。いちゃいちゃしやがってリア充爆発しろ、というレベル。

実は、アカシックレコードがどうだの、主人公が唯一世界の根幹レベルでフラグに干渉できる能力の持ち主だの、世界がすでに終わっているだのといった重い設定もあるんですが……あまり気にしなくていいと思います。
だだ甘なラブコメに効かせる一粒の山椒のようなものですええ。
あと、これは好き嫌いが別れそうですが地の文によるツッコミが独自の味になってます。
個人的には、このツッコミ中毒になりつつあります。

自分に立った死亡フラグに怯え、後ろ向きになっていた颯太だが、女の子たちとの関わりによって少しずつ感化され、前向きに物事を考えるようになっていた。

ストーリーも、そこそこ進行します。
が、まあメインは臨海学校と山間学校でのいちゃいちゃに尽きますね。
総じて誰も彼も主人公への親愛度MAXなので、もはやいうべきことはとくにないのですが、こういう状況だと唯一デレきっていないお姫様・菜波の動向にむしろ目が行きますねー。恵? かわいいのは正義やよ。(どうも、実は女子というオチがつくような気がしなくもないんですけどね……)


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 土曜, 2012/09/08 - 16:25

著:竹井 10日 イラスト:CUTEG 「ああっ!颯太くんがまた元気なマーライオンに……!」 「いや、今のはノーカウントちゃうんやよ?」 「ですよねです。どっちかというと、丈夫な鉄砲...