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双子と幼なじみの四人殺し 2

タイトル:双子と幼なじみの四人殺し 2(小説:GA文庫)
作者  :もりたよういち:森田陽一
絵師  :saitom
デザイン:?
編集  :?

校内でこんなに人死に出して大丈夫か?
学園サイコサスペンス、が一番妥当な分類かと思われます。

1巻で主人公&幼馴染の双子の少女の背景については説明されているので、落ち着いた話……になりませんねやっぱり。
今回もバンバン人は死にます。誰が殺したか、よりもどういう理屈で殺人を行ったかが大事な部分です。

校内での殺人事件から日も経ち、ようやく落ち着いてきたある日、胡桃沢美貴が生徒会室に訪れると4人が死んでいて、その犯人に遭遇する。

一方、自分が面白いかどうかか行動の基準になっている保険教諭・二川ミミは、双子の事件が原因で自殺した刑事の娘に会い、その少女に復讐させようと焚きつける。迷悟と一縷、朽縷に再び危機が迫る!?

犯人が誰かというのはあまり重要なことではなく(いやまあそうとも言い切れませんが)、どういう行動原理で犯人が動いているのかを追う感じになります。
前作同様、物事がスパッと解決するには程遠く、読後感も非常にもやもやするんですが、まあこれがこのシリーズの持ち味なんでしょう。

……それはそれとして双子といちゃいちゃする迷悟は爆発しろ。


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