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まお×にん!1

タイトル:まお×にん!1(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :やますゆきたか
絵師  :かのえゆうし
デザイン:?
編集  :?

第1回講談社ラノベ文庫新人賞<佳作>受賞作。

ストーリーそのものは、もうベッタベタに王道です。
魔界のお姫様が人間世界に留学してうんぬんというラブコメなんですが……
やばい、なにげにいちゃラブ度が高い!
正確には専らお姫様の方がご執心で、主導権も常にお姫様、ハーレム系の匂いもします。が、実際読み進めると『イチャイチャしやがって……(羨)』となるのは確実。
ラブコメスキーにおすすめ!

魔界と人間界の試験交流ということで、モデル校として魔界からの留学生を受け入れている学校に、魔界のお姫様・プラムルドがやってくる。しかし、彼女は異様なまでの殺気を発していて、話しかけるどころか近づくものも皆無。だが、実はプラムルドは極度に緊張しているだけで友達が欲しかったのだ。そんな姫様の内心を偶然知ったクラスメイト・光二は意を決してプラムルドに近づき、それがきっかけで彼女と話すようになって行く。

ここにライバルの姫様が登場したり、まあいろいろ展開もあるんですがその辺は割愛。
それよりもプラムですよ、プラム!
今まで魔界でも対等な友達に恵まれなかった反動か、光二への接近ぶりがもうニヤニヤするしかない状態です。最初に書いたとおり意外性はとくにない話なんですが、プラムの初々しいのか積極的なのかわからない光二とのやりとりを読んでいるだけでテンションマックスですよ!


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