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魔法科高校の劣等生 1 入学編 上

タイトル:魔法科高校の劣等生 1 入学編 上(小説:電撃文庫)
作者  :さとうつとむ:佐島勤
絵師  :石田可奈
デザイン:?
編集  :?

こ、これは……Web小説で話題沸騰していたのもうなずけます。
そして、なぜ発表がWebでなければならなかったのかもよくわかります。

魔法学園アクションなんですが、とにかく詰め込まれた設定が半端じゃないです。
基本設定が膨大すぎて、主な概要を読者に説明するだけで気がつけば1巻終了。
当然ですが、物語なんて序盤もいいとこで全く途中のぶつ切り状態で終わってます。
読めば非常に魅力的な物語なんですが、新人賞とかでは絶対に通らないでしょう。なるほど、Web小説の可能性について少しわかった気がします。
ともあれ、川上稔作品スキーなど、緻密な設定を愛する読者にはぜひとも読んでいただきたいですね! そして当然のごとく赤枠お勧めです。

魔法がこの世界における現実の技術となって1世紀。
魔法師を要請する魔法科高校にある兄妹が入学。片やあふれる魔法の才能を持つ、優等生の妹。そしてもう一人、魔法理論などでは並ぶもののない知識を持ちながら、実技を苦手とし、魔法科の中では劣等生クラスに配属された兄。
物語は、この兄妹を主人公として回り始める……。

兄は、出来が悪いというよりも今の魔法師の規格にうまくはまらない感じ?
そしてお兄ちゃんスキーな妹に、新たな一ページが刻まれることに(笑) うーん、愛されてるな。

物語は超々序盤もいいところですが、この先が気になってしょうがない!
でもまあwebには手を出さず、2巻が出るのを首を長くして、待つことにします。


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from monumenta librorum on 木曜, 2011/08/25 - 00:58

現代風の魔法のある世界で、魔法科高校に通う主人公の兄と妹の話。主人公は劣等生で妹は優等生と言うことになっているが、実は隠された能力があると言った設定になっている。ウェッ...