名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ゴミ箱から失礼いたします

タイトル:ゴミ箱から失礼いたします(小説:MF文庫J)
作者  :いわなみりょう:岩波零
絵師  :異識
デザイン:?
編集  :?

第5回MF文庫Jライトノベル新人賞<優秀賞>受賞作。

これは……完全に発想の勝利。
主人公・小山萌太がゴミ箱につい身体を入れてみたらそのまま取れなくなってしまった、って……
なんじゃそりゃああ!!
しかもそのまま学園生活送ってるし!

ゴミ箱が抜けなくなり、校内で白い目で見られる萌太の前に現れたのがクラスメイトの少女・水無氷柱。彼女は萌太に『あなたは、妖怪ゴミ箱男よ』と無情の宣告を突きつける……

内容的には純粋コメディ比率が高めのラブコメですね。割と王道(まあ設定そのものが妙なんですけどね!)、ただし掛け合いのテンポがかなりいいです。半ばこの作品の魅力は掛けあいにあり!と言ってもいいかも。

ヒロインはいわゆる唯我独尊系なのでやることなすことが強引ですが、かわいいところもあるので憎めないタイプ。ちょっとイラストに萌やされたことも否定はしませんが!


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from あにあむのライトノベルの館 on 月曜, 2010/03/15 - 10:40

著者:岩波零(りょう) 出版社:MF文庫 ゴミ箱から失礼いたします 第5回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞受賞作とのこと。佳作がアレだったんで、少し心配しながら読み始め...

from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 木曜, 2010/01/07 - 00:18

著:岩波 零(りょう) イラスト:異識(いしき)
「ま、別にいいじゃない。諦めてゴミ箱に入ったまま一生を終えれば」
「昨夜身内にも似たような台詞を吐かれましたが、絶対に嫌...