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聖剣の刀鍛冶 ＃７ Ｕｎｒｉｖａｌｅｄ

投稿者： tonbo 投稿日時： 木曜, 2009/10/08 - 17:50
聖剣の刀鍛冶 ＃７ Ｕｎｒｉｖａｌｅｄ
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タイトル：聖剣の刀鍛冶 ＃７ Ｕｎｒｉｖａｌｅｄ（小説：ＭＦ文庫Ｊ）
作者　　：みうらいさお：三浦勇雄
絵師　　：屡那
デザイン：？
編集　　：？
作者直営サイト：ねこまる。
絵師直営サイト：Ｒ／Ｌ
特記事項なし

熱い、熱い、ほんっとうに熱い！！

毎巻熱い展開になるのはデフォルトですが特に今回は、前巻の引きがかなり強烈だったので、その分のフラストレーションを一掃するような逆襲の展開となりました。
アニメもはじまった、少女騎士セシリーと、聖剣の刀鍛冶ルークの活躍を描く熱いファンタジー。
なんか騎士服がメイドっぽいから、もしかして萌え系と勘違いしてる人がいるかもしれませんが、折れても折れても再び立ち上がる不屈の精神を持ったセシリーには燃えと言う言葉こそよく似合います。

可能であれば、シリーズ一期買いとかして楽しんでもらいたいところ。

未読だけど興味を持たれた方は、リンクを辿って過去の紹介を参照してみて下さい。
さて。
あまりストーリー部分に触れるとネタバレするんで紹介が難しいところですが、今回の隠れた肝は、独立交易都市の市民が立ち上がったという点かな。
悪魔どもに一方的に蹂躙されるのではなく、どんなに絶望的な状況だろうと最後まで抵抗することを選んだと言うこと。
こういうのって大事ですよね、セシリーみたいな一部の英雄に守られる存在ではなく、自由は自分で勝ち取るものということ。

今回も、やっぱりセシリーは折れかけて今度はアリアに発破かけられてます。
うーん、もうこの二人は完全に姉妹みたいな関係になってますね。ほんとうにいいコンビ。
それと……やっぱり、ラストのご褒美シーンは見逃せませんね！
このシーンだけ見たらもはや完全にバカップルですよ！

いやあ、あんなに不器用だった二人（いや、今でも不器用ですけどね……）がこんな仲になったんだなあと思うと非常に感慨深いです。

この作品の名台詞

「だって慣れっこなんですよ。これくらいのこと」
ルーク、セシリー、アリア。
自分は三人の戦う背中をずっと見届けてきた。いついかなるときでも彼らが死力を尽くす様を何度だって目の当たりにしてきた。リサ地震だって人外兵器に立ち向かっていったこともある。
たくさんの戦いを見て、経験してきた。
それらに比べたらこの程度、なんてことは無い。
絶対に凌げる。
だから。
――だからこの震えも嘘だ。

→解説

シリーズ一覧

『聖剣の刀鍛冶 ＃１ Ｋｎｉｇｈｔ』
『聖剣の刀鍛冶 #2』
『聖剣の刀鍛冶 #3』
『聖剣の刀鍛冶 #4』
『聖剣の刀鍛冶 1(MFコミックス アライブシリーズ)』
『聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) 6』
『聖剣の刀鍛冶〈8〉』
『聖剣の刀鍛冶<9>』
『聖剣の刀鍛冶12』

作品一覧

『ジューンブライド上等。』
『エトセトラ上等。』
『フェスティバル上等。』
『サクラ上等。』
『サクラサク上等。』
『聖剣の刀鍛冶 ＃１ Ｋｎｉｇｈｔ』
『聖剣の刀鍛冶 #2』
『聖剣の刀鍛冶 #3』
『聖剣の刀鍛冶 #4』
『聖剣の刀鍛冶5』
『聖剣の刀鍛冶 1(MFコミックス アライブシリーズ)』
『聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) 6』
『聖剣の刀鍛冶〈8〉』
『聖剣の刀鍛冶<9>』
『聖剣の刀鍛冶12』

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