紅はくれなゐ
作者 :たかばとも:鷹羽知
絵師 :たまおきべんきょう:玉置勉強
デザイン:?
編集 :?
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
吉原遊郭を元ネタにした和風ファンタジーで、吉原で起きる連続殺人事件の真犯人を追うミステリだと思ったんですよ。
『これ電撃よりもコバルトじゃね?ていうかラノベの枠からもはみ出しかけてね?』と思いながら途中まで読んだら……
おいィ? なんでこういう着地になった!?
とはいえよくできた和風ファンタジーで、おすすめです。
で、そういう予想外の斜め上展開もさることながら……
とてもデビュー作とは思えない文章力。作者の人はまだ十代…だと…!?
ひょっとすると電撃という枠に留まらない方向に向かうかもしれませんが、これからが非常に楽しみな新人さんですね。
遊郭都市・吉原で起きている連続殺人。花魁や要人が何人も殺される中、秋月楼の花魁「紅」に花魁道中への出番が回ってくる。
そしてとうとう紅にも脅迫状が……。
彼女の周りが中止を進める中、なぜか頑なに花魁道中開催にこだわる紅。なぜそこまでやりたがるのか?
序盤は、まるっきり遊郭ものというか吉原での紅の日常が描かれるのですが、これがいやはや!
あえてどういう方向に話が転がっていくかは言いませんので各自でお楽しみください。
しかしデビュー作がこれですか……次回作が全く予想できませんが、絶対に読ませてもらいますっ!
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電撃文庫のラノベ、『紅はくれなゐ』(鷹羽知先生原作、玉置勉強先生イラスト)が発売中です。
表紙は着物姿が鮮やかなヒロイン、“紅(べに)”。
遊郭都市...
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