名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ラドウィンの冒険

タイトル:ラドウィンの冒険(小説:電撃文庫)
作者  :みずふじともひこ:水藤朋彦
絵師  :菊池政治
デザイン:?
編集  :?

ファンタジー路線の王道ボーイミーツガール。
現在主流となっている?中二病的なケレン味(笑)はなく、どこまでも正当派です。
少年少女三人の旅路の行方は……。

騎士試験を受けようとある街に立ち寄った少年ラドとセネマ二人旅の途中だった少年少年は、まるで貴族の令嬢のような少女と出会い、声を掛けられる。けれど、過去の記憶を失っているというその少女の声はラドにしか聞こえず、そこで少女の正体は実は人間ではなく精霊だと気がつくが?

王道、としかいいようがないです。実にそつない作り。
エニルのどうしようもないくらいの強引さは、最後まで読むと「おお、なるほど!」と実に納得のいく理由でしたね。
ラドとセネマ、そしてエニルとの関係については、2巻以降続くのであればちょっとおもしろいことになるかも。


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/3282