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森口織人の陰陽道

タイトル:森口織人の陰陽道(小説:電撃文庫)
作者  :おかゆまさき
絵師  :とりしも
デザイン:?
編集  :?

おかゆまさきは伊達じゃない!ことが証明された(笑)渾身の新シリーズ。
なにこの被害エロ妄想だだもれ少女>褒め言葉

そもそも巻頭の挿絵が卑怯すぎ(笑)

遥奈原初雪。
陰陽師として修行を積んだ少女で、その霊力は自らの妄想力が起源。
その被害妄想は留まるところを知らず! そしてその妄想は彼女の手を通じて他人にもだだ漏れになってしまうけれど、特別な手袋を使うことで防御されていた……んですが。
今ここに、その防御を超えて妄想ビジョンが見えてしまう少年が!
その少年・森口織人と初雪の陰陽道アクションを通じたラブコメストーリーです。

妄想エロといいましたが、挿絵はこの上なく卑怯ですが、内容そのものはきわめて健全です。
イロモノだと思ってはいけません。今回のストーリーはドクロちゃんに比べると、ベタ王道であり、逆に言うとごまかしが効きません。
そんなストーリーなんですが、実に読みやすく、そして楽しかった!

挿絵にさえ抵抗がなければ(笑)、断然おすすめしたいラブコメです。(まあねー、挿絵で引いちゃうってのはもはやどうしようもない。むしろ個人的には大歓げ)


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