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戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋

タイトル:戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?

な、なんだってええええええええ!!!
……ものすごい衝撃です。私ははっきりって「信者」と言っても差し支えないくらい林トモアキ作品に心酔してますが、これには参りました。

いやほんとこの展開には震えが来ましたよ!

目つきがあまりにも悪いため就職もままならずこのままでは死ぬしかない……と思い詰めたヒデオが目にした聖魔杯なる最強を目指す怪しげな大会。ゴミ捨て場から拾ったノートPCに棲みついていた意思を持つ、最強の電子ウイルス・ウィル子の<助けを借りつつ、何の実力も持たない青年が無表情と目つきの悪さだけを武器にハッタリをかまして聖魔杯の優勝を狙います。

ヒデオが特に腕っ節が強い訳でもないのに、ハッタリを最大限に活用して聖魔杯を勝ち進む……というコンセプトのため、戦いが単なるアクションではなく非常にバラエティに富んだ内容になっているのが見物。また、小ネタが随所に散りばめられていてわかると一層おもしろい仕組みになってます。(ウィル子の名前と額のマークの由来は携帯電話会社のウィルコムだ、とかね)

そして、既に十分おもしろかったんですが……まさかあの展開になるとは!
うーん、ラストどうなるんだ? 全く予想できない……
それにしてもウィル子はかわいいですねえ。
そういえば4巻の表紙絵のウィル子、ちゃんと帯を外して見ましたか?なにげにエロエロじゃね?


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from 愛があるから辛口批評! on 火曜, 2008/08/12 - 00:31

戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかかる橋 (角川スニーカー文庫 150-14) 作者: 林トモアキ 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/08/01 メディア: 文庫 「うおお、こんな展開...