黒水村 (一迅社文庫 く 1-1)
作者 :くろしろう:黒史郎
絵師 :ニリツ
デザイン:?
編集 :?
携帯の電波さえ届かない、周囲と隔絶された村。そこで待ち受けていたものは……
ホラーです。
軽い気持ちでページをめくり始めたら、非常におどろおどろしくて、序盤からラストまでドキドキしっぱなしでした。
おすすめです。ただしホラーが大丈夫な人限定で。
萌え成分を多量に含んだなんちゃってホラーとかではなく、徹頭徹尾ガチにホラーです。
描写されているビジュアルを脳裏に浮かべるだけでも、かなり来ます。
学校の体験学習の一環として、ど田舎の山村に向った七人の生徒と一人の引率教師に、徐々に迫り来る恐怖。
作中に出てくるアカモロの身とか想像するともうトマトが食べられない……ことは別にないけど、こんな実は嫌だあああああああ。
しかし、まさかこんなガチなホラーを読めるとは思ってもみませんでした。
読者は選ぶでしょうが、一迅社文庫の今後にかなり期待をもった一冊となりましたですええ。
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