名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

学校の階段8

タイトル:学校の階段8(小説:ファミ通文庫)
作者  :かいまたかあき:櫂末高彰
絵師  :あまふくあまね:甘福あまね
デザイン:?
編集  :?

階段レースで学校を駆け抜ける、ちょっと無茶な、しかししっかりとスポ根をしている青春小説です。
だいぶ認知度が上がってきてると思うのでさっと紹介するにとどめますが、「学校の階段と校内を縦横無尽に巡るタイムレース」という、一度やってみたくはあるけれど道徳的には問題ありまくりの行為について、「お話だからそれはそれ」と流せる人なら楽しめるはず。

御神楽さんの登場によって、神庭周辺の女の子事情が盛り上がってきました!(笑)

学校の階段って、恋愛方面がいまひとつ弱い印象がありました。
好意を持っている描写があっても、なーんかこう今ひとつ嘘くさいというか、「どうせくっつかないだろ?」みたいな前提が先に立ってしまうというか、特に神庭の従姉の四姉妹はどこまで行っても本命っぽく見えない……。
そこに来て、御神楽さん。
本心が見えにくいけれど、押しの強さにかけては一級品。
私はすっかり御神楽さんのファンになってしまったので、もう応援しまくりですよ?


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