名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ばいおれんすまじかる!―九重第二の魔法少女

タイトル:ばいおれんすまじかる!―九重第二の魔法少女(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :愛媛みかん
デザイン:?
編集  :?

再読したのでこの機会に改めて紹介をば。
魔界の扉が開き、地球の危機という時に派遣された落第天使ミウルス。世界を救える人間として(たぶんに成り行きで)白羽の矢を立てたのが……広域暴力団の跡取り娘で自らも血の気の多い少女・与謝野緋奈。
恥ずかしい格好に変身することに激怒しながら、魔法スティックで敵をぶん殴り、卑怯な手段も使いまくる外道な魔法少女です。
そして今の天使と魔族の入り乱れる世界観はここが原点であり、もちろん接点もありますのでそういう意味でもファンならばきっちり押さえておきましょう。

さすがにデビュー作とあって、今現在と比較すればつたなさもありますが、そもそも設定がだいぶおかしいのでそれだけで十分読ませてくれます。
まだこの1巻時点ではノリは割とお気楽な感じですが、2巻になるとあのシリアスとコミカルの両面攻撃の片鱗が出てきますよー。なお、やや入手が難しいですがブックオフやら中古本の通販やらを駆使してなんとかゲットしてくださいませ。


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