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黄昏色の詠使い 4 踊る世界、イヴの調律

タイトル:黄昏色の詠使い 4 踊る世界、イヴの調律(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :さざねけい:細音啓
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

作品全体からにじみ出る、優しさと透明感が持ち味のファンタジー。
この世に存在する5色の名詠式のいずれにも属さない「夜色名詠」を亡き母から受け継ぎ、習得しようと頑張る少年・ネイトと、緋色の髪の赤色名詠を使う少女・クルーエルのボーイミーツガールな物語。
名詠式の詩が、またいいんですよねえ……

ボーイミーツガールな部分では、ネイト君がまだ幼いだけに二人の関係も非常に微笑ましいものになってます。
この4巻では、クルーエルの抱える謎についてかなり踏み込んだ展開になってきて、5色以外になぜ名詠式が存在するのかなど根本的な部分が徐々に明らかになって来つつあります。
次回で第一部が収束するとのことで、早く続きが読みたいところです。


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