海をみあげて
作者 :ひびきてんせい:日比生典成
絵師 :尾谷おさむ
デザイン:?
編集 :?
10年前の震災の後から、鯨が空を飛ぶようになったちょっと不思議な町の話。
飛んではいるけど、実体はなく海も実際には存在しなく、でもなぜか吹いた潮は地上に振って来るというなんとも変わった設定です。
あとはもう青春だなおい、としかいいようのないボーイミーツガールな展開が。
派手さはありませんが、地味にいいお話でした。
よく考えたらこんな妙な設定もないんだけど、思わず「こんな街があったら行ってみたい」と思わせてくれます。
ただ、キャラなどなどとにかく地味なのは否定しようがないので、むしろ地味は歓迎という人向き。
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