名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

アダルシャンの花嫁 イシュターナの祝鐘

タイトル:アダルシャンの花嫁 イシュターナの祝鐘(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :あめかわめぐみ:雨川恵
絵師  :桃季さえ
デザイン:?
編集  :?

カストリアの第六皇女ユスティニア・12歳。
アダルシャンの王弟アレクシード・22歳。
両国の和平のための政略結婚で夫婦になった、年の差10歳カップルの結末は……。最終巻です。
いつの間にかアレクはユティなしではいられなくなってます。
それにしても、ほんとユティはいい子だよねえ……これで見納めかと思うとちと寂しいです。


この作品の名台詞

「……あのとき、あそこに皇女様みてえなのが一人でもいれば良かったんだな」
「え?」
「おれの故郷じゃ、死人にゃ涙が要るって言うんだ。生きてる奴がいてくれねぇと、死んじまった奴は喉が渇いて、使者の門まで辿ちつけねぇんだと。……あそこじゃ誰一人、泣くような殊勝な奴はいなかったもんなあ」

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