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疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女

タイトル:疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女(小説:ファミ通文庫)
作者  :ふかみまこと:深見真
絵師  :うなじ
デザイン:?
編集  :?

現代ファンタジー……とは言っても、そのエッセンスはガンアクションと何だか独特のテンポの文体と会話。
架空のSFっぽい武器で、伝奇系作品によく見られるバトルを普通に繰り広げているはずがなんでこんな独自色になってしまうのやら不思議ですが、少し立ち読みしてみて文体とかテンポが肌に合うか合わないかで判断してもらうのが一番かもしれません。作者のカラーが完全に確立されてます。

うーん、このカラーどう説明したものか……。
いいサンプルを思い出しました。武器でスペシャル・ショットという特殊効果を持った必殺技みたいなものを撃ちあう場面があるんですが、サイ・サブミッション(魂の関節技)などという謎の技が出てきます! なぜにサブミッション? や、こういうセンスが好きなんですがまあそういうことですええ。


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from 愛があるから辛口批評! on 水曜, 2007/03/14 - 23:55

「あいかわらずなテイストだけど、伏線がいっぱい」 な第2巻でした。 こう、いろんな伏線がちらほらしているのですが、主人公たちの周りは波乱万丈ながらも青春を謳歌しているのが...