名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ミミズクと夜の王

タイトル:ミミズクと夜の王(小説:電撃文庫)
作者  :こうぎょくいづき:紅玉いづき
絵師  :磯野宏夫
デザイン:?
編集  :?

第13回電撃小説大賞<大賞>受賞作。
表紙絵でなんとなく想像がつくかもしれませんが……
新人離れした完成度のある、大人向けのおとぎ話です。

ちょっと難しいことを考えるのは苦手だけど、心の綺麗なミミズクの物語。
ライトノベルだと思って読まない方がいいと思います。キャラクター小説のつもりで読むと、裏切られることは間違いなし。つまらないといってるわけではありません。むしろその逆で、最後まで一気に読んでしまえるだけの魅力がありますが、ただ既存のライトノベルの枠からは完全にはみ出しているというだけのことです。今後の活動もハードカバー向き出はないかと思われる、と言えばなんとなくわかってもらえるでしょうか。


この作品の名台詞

「でも、傍にいるよ」
「ずっと、ずっと傍にいる」

→解説


作品一覧


トラックバック

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from Chiro-address on 月曜, 2007/07/16 - 20:59

「ミミズクと夜の王」
紅玉 いづき
メディアワークス
2007-02
勝手に評価:★★★★★
読書期間:1日
 魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。
 額には「332」の焼き印、両手...

from 日常・非日常日記 on 火曜, 2007/03/20 - 18:29

やばい・・・やばすぎる。これは、はっきり言ってライトノベルで収まるような器じゃないです。普通に読んでて涙出ました。初めは、有川浩氏が「白状します。泣きました。奇をてらわ...

from monumenta librorum on 土曜, 2007/03/03 - 20:40

電撃小説大賞の大賞受賞作。一人の可哀相な少女が魔物も森にやってくる話。ストーリーとしては、非常にオーソドックスなファンタジーになっている。新人にしては、読みやすく、構...

from うかばれないもの on 水曜, 2007/02/14 - 23:30

ミミズクと夜の王
紅玉 いづき

『ミミズク』は動物ではなく少女でした。
彼女は魔物の蔓延る森を歩いていました。両手両足に科せられた重い鎖を引きずって。なぜなら探している...

from ある休日のティータイム on 水曜, 2007/02/14 - 19:54

ミミズクと夜の王

作者: 紅玉 いづき
出版社/メーカー: メディアワークス
発売日: 2007/02
メディア: 文庫
ミミズクと夜の王おすすめです。私は泣きました。ボロ泣きです。これがライ...