名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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11/02/01 - の記事

2011年1月読んだ本から特におすすめのラノベをピックアップ!

長らく月間のまとめをさぼってました反省してます。
その月に刊行した本、って括りのまとめな実現不可能とようやく悟ったので今後はその月に読んだ本から、ピックアップしていきます。
ざっくりとなら、トップページ上部に表示されているものをチェックしてもらえればいいんですが、それでもまだ多いですから三冊に絞ってのご紹介。リンク先はおすすめ本の紹介文に飛びます。

  

○×△べーす (1)ねっとりぐちゃぐちゃセルロイド

タイトル:○×△べーす (1)ねっとりぐちゃぐちゃセルロイド(小説:ファミ通文庫)
作者  :つきもとはじめ:月本一
絵師  :日高フウロ
デザイン:?
編集  :?

第12回えんため大賞特別賞受賞作。

あらすじとか帯を一切確認せずに読み始めたら、序盤のノリがかなりぶっとんでいたので電波系コメディだと思っていたら熱い野球小説でしたというサプライズが待ってました。

最初の電波はどこへやら(いや終止健在とも言えるのだけれども)、ページを追うごとに王道な青春ですスポ根です。ただ、野球小説としては気軽に読める体裁になってますね。おすすめ。まあ、個人的な指標としてスポ根はよほど出来が悪くさえなければプラス補正がかかるんですが、そもそも実力のある人だけが手を出す分野なのかスポ根で外れを引いた記憶は皆無ですね。というわけで……おすすめですええ!

表裏世界のソーマキューブ パンツは誰のもの?

タイトル:表裏世界のソーマキューブ パンツは誰のもの?(小説:ファミ通文庫)
作者  :おとひめしき:乙姫式
絵師  :tsucaco
デザイン:?
編集  :?

第12回えんため大賞特別賞受賞作。

なんというか、12回のえんため大賞の新人さんは、少なくとも今月デビューの三作に関していえばどれもこれもステルス機能高すぎでしょう!
この作品は、パンツとかあるのでエロコメ確定だと思ったら、どっちかというとパンツは本編に一切絡む要素がなくサービス。本筋は学園異能としかいいようがないです。バカ強いヒロイン、特殊能力持ちだけど強いとはいえない主人公、そしてややこしい用語の羅列とかね。
まあスキンシップはないとはいいませんが、昨今のエロインフレ事情を考えればむしろ慎ましい?かな。パンツネタはこれでもかというくらい引っ張りますが!