名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/05/12 - の記事

本日の管理人

すいません、このところリニューアルに伴う作業とか、偏頭痛率が上昇してることによる読書時間の減少で苦戦してます。
今は月の盾を読んでるところですが……なるほど純愛系ですね。
あとはSHI-NOの魅力にやられたりとか。あの小学生はほとんど犯罪です。(爆)

06/05/11 - の記事

本日の名台詞

「ちょ――舞さん! 学校を崩壊させる気!? っていうか、こんな狭いところで青竜刀はどうかと思うよ! もっと周りに被害が出ない武器で――」
「断る!
正義の味方は、いかなるときも華麗に! 派手に! 戦うべきなのだ! 具体的には機能性を無視した巨大な銃とか剣とか、光線とかで!!」


タイトル:アンダカの怪造学 III デンジャラス・アイ(小説:スニーカー文庫)
作者  :あきら:日日日
絵師  :エナミカツミ
デザイン:あさくらてつや+:朝倉哲也+designCREST
編集  :?
キャラ :空井伊依(すかいいいより)&戦橋舞弓 (340 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

本来、アンダカの怪造学は作品紹介の方を見ると分かるように、もうちょっと違うものなんですがついつい正義の味方の方に目が行ってしまいまして……(笑)

なんというか真理です。その通りです。
正義の味方の前で、機能性とか効率とかそういう事を考えてはいけないのです。そこまで自覚して正義の味方を自認できるとは素晴らしいと思いますええ(笑)

06/05/10 - の記事

本日の名台詞

「やっぱ、海に来たら走るのが青春だよね」
「でも、ルナさん、ハイヒールだよ?」
あたしは右足のハイヒールを脱いで、右手に持った。まったく、いつからこんな人間が履くものじゃないような靴を履いていたのか。馬鹿馬鹿しい。あほくさい。情けない。
「人生を走らなくなったヤツが履く靴さ」
踵を思いっきりテーブルの縁に叩きつけた。パキン、と踵が折れてくるくる飛んだ。左のハイヒールも同じように叩きつけた。これでローファーのできあがりだ。


タイトル:RUN RUN RUN(小説)
作者  :やましたたかし:山下卓
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ルナ&マコト (215 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

女三人旅道中、と言えばただの楽しい旅行に聞こえますが、この作品における三人の旅の実情はちょっと違っていて、半ばは嫌な現実からの逃避行的な部分も含んでいたりします。

そういう逃避まで視野に入れた上で、このルナのハイヒール破壊行為はちょっと象徴的ですね。現実に対して流されずに立ち向かっていこうという。
実際に物語読んでみるとわかりますが、かなりの名シーンなのです。

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ご迷惑おかけしましたが、現在は解消しています。

売った本に販売証明シール 全国初、書店の万引対策

売った本に販売証明シール 全国初、書店の万引対策

この手のニュースはすぐ消えてしまったりするので、リンク先の中国新聞の記事を全文転載します。

06/05/09 - の記事

本日の名台詞

「本当に、男ってどうしてそうなの?」


タイトル:されど罪人は竜と踊る Assault(小説:スニーカー文庫)
作者  :あさいらぼ:浅井ラボ
絵師  :宮城
デザイン:なか:中デザイン事務所
編集  :?
キャラ :クエロ・ラディーン (222 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

要するに、救いがたくもスケベで破廉恥な存在である、と糾弾……はもう通り越してますね絶対に(笑)
いやはやどうしてそうなんでしょうねえははははは。

SHINO ―シノ― アリスの子守唄

タイトル:SHINO ―シノ― アリスの子守唄(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :こうづきあまね:上月雨音
絵師  :東条さかな
デザイン:竹田寿美雄
編集  :?

何事にもクール、ただし死や異常性のある事柄に惹かれるという無口で非常にミステリアスな少女・志乃と、大学生である「僕」の日常、そしてちょっと非日常も綴ったミステリです。

この作品を一言で説明し尽くすなら、この言葉に尽きるでしょう。
志乃かわいいよ志乃

本日の管理人

ようやくリニューアル作業が終わった……
いや、全然ほんとは終わってないけどとりあえず終わった……ね、眠い。もう駄目です。

新刊情報 2006年5月発売の富士見ミステリー文庫

なんか一部でかなり支持されている「SHINO」の2巻が来ました。
後はもはや言うまでもない人気作、「GOSICK」の短編集第二弾ですね。……ところで、「ぼくの御主人様」はこの上なく綺麗に終わってた気がするんですがどうやって続けるんでしょう?

かりん 増血記 恥じらいダイアリー(2) 甲斐 透, 影崎 由那
GOSICKs(2) ―ゴシックエス・夏から遠ざかる列車― 桜庭 一樹
SHINO ―シノ― アリスの子守唄 上月 雨音

新刊情報:2006年5月発売の電撃文庫

最初は個別作品を一個一個全部登録しようかと思っていたんですが、別に情報サイトじゃないんだし、そこまでやるのは手間がかかりすぎかな……と。しばらくは手探り状態です。必ずしもお応えできるとは限りませんが、ご要望があったら遠慮なくおっしゃってくださいませ。まだ形式の安定してない今なら要望も通りやすいかも?

06/05/08 - の記事

本日の名台詞

「派手な髪と目と格好。まるで役者気どりで、とても咒式士には見えないね」
「田舎咒式士の発想だな。攻性咒式士は命を張るのが商売で、生き様でもある。死線上で派手に男を張らずにどこで張る?」


タイトル:されど罪人は竜と踊る Assault(小説:スニーカー文庫)
作者  :あさいらぼ:浅井ラボ
絵師  :宮城
デザイン:なか:中デザイン事務所
編集  :?
キャラ :ガユス&ギギナ (54 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

されど罪人は竜と踊るは、戦闘シーンに化学式を持ち込んだりかなり独特な描写に特徴のあるファンタジーで、かつ非常に鬱傾向のある作品です。特に5巻は……。

それでは本日の台詞解説。
ギギナがやたらと派手な理由が本人の口から語られています。ものすごく納得。自分の脳内では、この台詞でまた少しギギナの評価?がアップしました。

されど罪人は竜と踊る Assault

タイトル:されど罪人は竜と踊る Assault(小説:スニーカー文庫)
作者  :あさいらぼ:浅井ラボ
絵師  :宮城
デザイン:なか:中デザイン事務所
編集  :?

されど罪人は竜と踊る→bk1、→amazonは、戦闘シーンに化学式を持ち込んだりかなり独特な描写に特徴のあるファンタジーで、かつ非常に鬱傾向のある作品です。特に5巻は……。

ちなみにこの巻は、ガユスの黄金時代。青春の詰まったジオルグ事務所時代を描いたものです。今までもちらちらと過去を匂わせる描写が登場していたのですが、果たして過去には何があったのか?この巻を読むと分かります。
あああ、がユスにもそれなりに幸せな時期が「あった」んだなあ(涙

リニューアルに伴うご挨拶と諸連絡

ブログ化するすると言っておきながら、長期間に渡って実行できずにいましたがようやくブログ化を果たす事ができました。
これもひとえに閲覧者の方に日々見ていただけるということが原動力になっています。日頃のご愛顧に改めて感謝致します。
そして、一手に開発を引き受けて下さった天戸司郎さんなくしてリニューアルはありえませんでした。本当にありがとうございます。今後もいろいろ無理難題を言って困らせてしまうと思いますが、宜しくお願い致します。

レジンキャストミルク (3)

タイトル:レジンキャストミルク (3)(小説:電撃文庫)
作者  :ふじわらゆう:藤原祐
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:わたなべひろかず:渡邊宏一
編集  :?

この作品の特徴として、あえて一番目に、
絵師さんとの強力なタッグ制を挙げておきます。
人物設定などの段階から、絵師である椋本夏夜さんが関わっているとの事で当然ながら挿絵に対する気合いの入り方も半端ではありません。
巻頭のカラー漫画は、本編のやるせなく救われない展開の癒しとなってくれるでしょう。
ついでに言うときっとプリンが食べたくなります。

二階の妖怪王女 (4)

タイトル:二階の妖怪王女 (4)(小説:電撃文庫)
作者  :あらいりゅうじ
絵師  :かんたか
デザイン:?
編集  :?

がるぐる!―Dancing beast night (下)

タイトル:がるぐる!―Dancing beast night (下)(小説:電撃文庫)
作者  :なりたりょうご:成田良悟
絵師  :やすだすずひと:ヤスダスズヒト
デザイン:?
編集  :?

月の盾

タイトル:月の盾(小説:電撃文庫)
作者  :いわたひろき:岩田洋季
絵師  :むろいまき:室井麻希
デザイン:?
編集  :?

06/05/07 - の記事

本日の名台詞

「怪しい人間は全て捕らえて、厳しく尋問するわけにはいかないのか」
「地球にはな、『基本的人権』って名前の神様がいるんだよ。おまえさんの騎士団とやらも、神には逆らえないだろ?」


タイトル:ドラグネット・ミラージュ(小説:ゼータ文庫)
作者  :がとうしょうじ:賀東招二
絵師  :篠房六郎
デザイン:林健一
編集  :?
キャラ :ティラナ&ケイ・マトバ (154 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ドラグネット・ミラージュは、まだ創刊したばかりの新レーベル・ゼータ文庫から出ている実に実に趣味的な作品です。
だがそれがいい。
十数年前に超空間ゲートによって、異世界と繋がった都市サンテレサ市で、消息を絶った異世界人の「妖精」を追って騎士がやってきます。その騎士と、市の敏腕刑事がお互い嫌々ながらもコンビを組んで操作を行う事になるのですが……。
あまりにも違う文化圏同士で考え方なども著しく違い、お互いを嫌いあっている二人による捜査の行方が描写されるのですが、これが実に魅力的。あとがきでも書かれていますが、完全に海外刑事ドラマのノリです。世界観も秀逸。
原案が賀東招二さんで執筆は別の方なんですが、正直本人が書いたと考えても全く違和感のない出来です。しかしまあ本人が違うと言うからには違うのでしょう。
渋い話を読みたい方、または表紙絵に惹かれた方は迷わず読んでください。失敗する事はあり得ません。
なお、あとがきには大変楽しませていただきました。ふっ……。

本日の台詞解説。まあ台詞自体は割と軽口なものですね。本を紹介したいという意識の方が強かった、と白状しておきます(笑)

ラノベ作家さんHDD壊しすぎ。→バックアップの話

平和さんによる、RAIDなどのバックアップの話

はい、私も正直思いました。
HDDクラッシュして、執筆中の原稿が吹き飛んだという話を聞く度に、テキストデータでご飯を食べている以上、もう少し自分の管理しているデータ=お金であるという危機意識を持ったほうがいいのではないか?と感じます。

RAIDの導入には多少なりともお金がかかるため、難しい面もあるかもしれませんが、すべてがパーになる事を思えば安いものです。定期的に一日一回MOやCD-Rなどにバックアップを実施するだけでもデータの安全性は全く違います。
PCに弱いから、で済まされる問題ではありません。
手近な人に泣きついてでも、定期的なバックアップの手段は確保した方がよろしいかと。

ドラグネット・ミラージュ

タイトル:ドラグネット・ミラージュ(小説:ゼータ文庫)
作者  :がとうしょうじ:賀東招二
絵師  :篠房六郎
デザイン:林健一
編集  :?

ドラグネット・ミラージュは、まだ創刊したばかりの新レーベル・ゼータ文庫から出ている実に実に趣味的な作品です。
だがそれがいい。

十数年前に超空間ゲートによって、異世界と繋がった都市サンテレサ市で、消息を絶った異世界人の「妖精」を追って騎士がやってきます。その騎士と、市の敏腕刑事がお互い嫌々ながらもコンビを組んで操作を行う事になるのですが……。
あまりにも違う文化圏同士で考え方なども著しく違い、お互いを嫌いあっている二人による捜査の行方が描写されるのですが、これが実に魅力的。あとがきでも書かれていますが、完全に海外刑事ドラマのノリです。世界観も秀逸。

ライトノベルを読まない人はライトノベルをどう思っているか?

人力検索はてなで、
ライトノベルを読まない方にお尋ねします。あなたはライトノベルについてどう思っていますか?あなたがライトノベルに対して抱いている印象をできるかぎり教えてください。(以下略
と、あえて予備知識のない状態で回答を募ったものです。

参考:質問者であるkazenotoriさんのまとめ

回答を細かく見ていくと、ライトノベルという言葉自体が(案の定)まだまだ一般には浸透していない特殊なものであるというのが実感させられますね。好きな作家さんの作品の続きを読むためにはある程度売れてもらわないといけないので、認知度が上がった方がいいのかもしれませんが、このまますき間産業として小説世界の片隅で漂う存在のままでもいっこうに構わないと個人的には思っています。

06/05/06 - の記事

企画ページ

企画ページと言いつつ過去の企画へのリンク集、過去ログ置き場暫定版(とっちらかってます)

なお、当面CGIが稼働しない、リンクがおかしいなどの不具合が続出する可能性が高いです。もしよろしければご一報くだされば順次対応します。ただし、申し訳ありませんが返信は期待しないでください。穴だらけのような気がしなくもないので……。



過去の名台詞
通常で言うところの過去日記みたいなもの。過去のまいじゃーの集大成です。

名台詞データベース
作品別にまとめてあります。ただし、後の方整理をさぼっていたのでこのデータベースには登録されてなかったりします(汗

空ノ鐘の響く惑星で・キャラクター人気投票企画
10巻まで刊行時点での人気投票企画。少々予想外の結末に(笑

とある魔術の禁書目録・キャラクター人気投票企画
7巻まで刊行時点での企画。予想通りでしたが、この作品ならではというか男キャラの健闘が光ります。

サマー/タイム/トラベラーで言及された作品リスト
時間ものSF好きなら参考にしてみては?

「わたしたちの田村くん」松澤派vs相馬派
”空に太陽は二つ無く、物語に真のヒロインはただ一人” 人気投票

リアルタイムで観戦していた人は知っていますが、ものすごい激戦でした。

このライトノベルがすごい!
ライトノベル・ファンパーティーの前身。宝島の一連のシリーズの亜流です。この企画を開始した時点では、本家からそういう本が出版される事になるとは余所宇田にしていませんでした(苦笑

学校を出よう!2巻感想リンク集
2巻は時間ものの良作です。ぜひ。

「スーパーダッシュ文庫に著者の既刊一覧を掲載切実希望運動」(運動は終了しています)

『空の浮動産』やってみれっ!!
かなり発売より年数も経過し、amazonもアウト。ソフトを手に入れるのは難しいようです……

燃え萌えAIの登場するライトノベル+α?冊
第一回で終わってしまってますが、消すにしのびず……

ライトノベルニューウェーブチェックin京フェス2005
この時点でのお薦めの新人さんを紹介してます。

お・り・が・み 天の門

タイトル:お・り・が・み 天の門(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :2C=がろあ〜
デザイン:LIGHTNING
編集  :?

1巻当時はなんか仰々しい設定が出てくるけど、結局はメイドが出てくるだけの小説……などという失礼な認識をしていたら、とんでもなかったです。
後半につれどんどん風呂敷はでかくなるわ、今でこそわかるけどいろいろ伏線を蒔いてあって回収されていくわ。
イラスト萌えする分にはいっこう構いませんが、萌えだけだと思ったら大間違いで魔王だ勇者だ正義だ悪だといった要素がたたき込まれてます。

お・り・が・み 龍の火

タイトル:お・り・が・み 龍の火(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :2C=がろあ〜
デザイン:LIGHTNING
編集  :?

とにかく大風呂敷で、かつシリアスもある物語です。おバカなノリもありますが、バカ小説とは違います。なんというかありったけ詰め込めるだけ詰め込んでおいて、でも伏線はちゃんと後から回収していく、そんな感じです。

なおこの巻では、ファウルチップ最強です(謎。

06/05/05 - の記事

本日の名台詞

「アナタたちはこれだけの力があるのに、なんで何も欲しがらないのかな?世界とか! 言ってしまえば神の座とか! なんで……」
「勘違いしては、いけないの。
わたしたちは、すでに世界を手にしているの」
「「!?」」
「だから、みっともなくそれを欲しがったりしないの。そして、そんなものを欲しがっているような下らないザコに、いちいち構ったりしないの」


タイトル:お・り・が・み 龍の火(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :2C=がろあ〜
デザイン:LIGHTNING
編集  :?
キャラ :ヴィゼータ&リップルラップル (266 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

お・り・が・み、一見典型的な萌え系の物語に見えますが、さにあらず。
上に表示したのは1巻の表紙なんですが、これ見てる限りではどう見ても萌えに偏った話に思えます。正直に白状しますが、実際1巻読んだ時点で自分はいったん読むの止めました。
その後月日が流れ、玲朧月さんにオフ会であった折りに、「おもしろくなってきた」と言われ、それじゃあと思って続きを読んでみたら……いやはや。
もちろん萌え&コミカルな要素はそのまま残っているんですが、実にすごい展開になってます。あえて要素として列挙しますが

銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all?

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.2〉フリー・プログラム:Winner takes all?(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

完全に1話の続きもいいとこなので、1,2巻セットで読まれる事をおすすめします。
シリーズそのものを未読でしたら銀盤カレイドスコープ〈vol.1〉ショート・プログラム:Road to dreamの紹介文をお読みください。

参考までに2巻はマスコミバッシングとの対決とか、あとはなんといってもフリーでの演技が見どころです。

銀盤カレイドスコープ〈vol.1〉ショート・プログラム:Road to dream

タイトル:銀盤カレイドスコープ〈vol.1〉ショート・プログラム:Road to dream(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?

なんといっても題材がフィギュアスケート小説ですよ!
この時点で激しく興味をそそられた方もいらっしゃるかもしれません。
主人公は16歳の少女・桜野タズサ。オリンピック挑戦の座をかけてライバルと争っている最中の女の子で、とにかく一言多い。
あえてネタバレは避けますが、まず最初のとっかかりで意表をついてきます。コメディ調ですが切り口がちょっと新鮮でした。
で、てっきりこのままコメディ調のまま最後まで行くかと思ったんですが……かなり本格的にフィギュアスケート小説しています。