名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

電撃と富士見には、一つ決定的な差がある

電撃と富士見には、一つ決定的な差がある

少し前に
なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのかという記事が立ち、関連で
「なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのか」への突っ込み
なぜ電撃は勝ち、富士見は負けたのか? ?個人的見解?
上のような意見が出てきたのですが、それに関する現役書店員さんならではの補足です。

この問題が語られる時いつも話題にならないものの、しかし決定的な差異が電撃と富士見の間にはあるのである。
 もっとも話題にならないのは当然かもしれない。その差異は業界の裏側の話であり、一般の読者には見えない部分だからだ。
 さて、もったいぶってもしょうがないので、端的に言ってしまえば、それは「営業部」の有無である。
 電撃文庫のメディアワークスは、独自の「営業部」を持っているのである。

確かにこれは業界に身を置く人ならではわかることです。
まあ、考えてみれば当然のことなんですよね。出荷してはいおしまい、では売れるものも売れません。特にライトノベルはエンターテイメント産業ですから、営業の担う役割は非常に大きいと思われます。鮮度を保っているうちにどれだけ売り込む事ができるかは、毎月バカみたいに(笑)ライトノベルを買っている自分としても実感できる話です。

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