名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「…………………………………………わたしじゃ、もう嫌になった…………?」
……。
正直に言おう。血流が脳を圧迫して立ち眩みがした。
う、うわーッ!? 何だその台詞はぁぁぁ!? く、胸が、胸がうずく!
悶絶する。この瞬間、ぼくは完全に脳をヤられた。顔が熱くてたまんない。恥ずかしそうにぼくを見上げる透華が、いつも以上に魅力的に見えた。今すぐ抱きつきたい衝動をかろうじて抑え込む。否、きっと二人きりだったら抱きついてた。
混乱した頭で立ち上がってテーブルを叩き、ぼくは口を開く。
今吼えないで、いつ吼えるってんだ!
「んなわけあるか大好きだぁ!!」


タイトル:パーフェクト・ブラッド 6 (6) (集英社スーパーダッシュ文庫 あ 10-7)(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あかいこうすけ:赤井紅介
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?
キャラ :東雲透華&裕樹 (36 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

魔法アクションです。でもラブコメ部分が大好きです>言い切った!

それでは台詞解説。
えーと、これ一応ほかの友人もいる前での会話?です。最初はツン成分が遙かに多かった透華さんも、とうとうこんなデレ期に入ったんですねえ……しみじみ。