名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「この我が――人間相手に退がるだと……!
いや……ありえん! よもや貴様、人の姿を装った神の眷属か!?」
「――妹が触手――
それを正すためになら、神も悪魔も越えてみせます」


タイトル:DOORS 1 まぜこぜ修繕屋(小説:スニーカー文庫)
作者  :かんざかはじめ:神坂一
絵師  :岸和田ロビン
デザイン:?
編集  :?
キャラ :− (0 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ある日美弥が目を覚ますと、世界の有様がおかしなことになっていた!?
妹は5本尻尾のリスに、車にはタイヤの代わりに足が生え、誰一人それを疑問に思わない。
どうやらたくさんある平行世界と入り交じってしまったらしく、一人でその世界を直して回っている男を手伝って、美弥はあちこちの平行世界を奔走します。

いやーほんと、いろんな平行世界の様子が実に特徴的で笑えます。
そして他の平行世界を修復することで元の世界に起きる変化がまたおかしくて……。

そんな前フリをしつつ台詞解説。
ある平行世界で魔王と対峙している美弥。「妹が触手」など、乙女には耐えられないわけでそれを直すためなら魔王の一人や二人!! そりゃねえ、隣に触手がうごめいてたら特殊な趣味でもない限り悪夢だよなあ。