名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「先輩」
「ん?」
「――僕は、ミオが好きです」
「……臆面もなく言い切りやがったな?」
「はい。言い切ります」
「それはラヴか? ライクじゃなくてラヴなんだな?」
「はい。ラヴの方です」
「一目惚れか?」
「はい。一目惚れでした」
「はい。青春です」
「今も好きか?」
「分かりません。だから確かめに行きます。確かめたいと思います」
「それが、お前が今一番したいことなんだな?」
「はい。それが、僕が一番したいことです」


タイトル:カッティング ~Case of Mio~(小説:HJ文庫)
作者  :はねだだいすけ:翅田大介
絵師  :も
デザイン:?
編集  :?
キャラ :逢坂カズヤ&沙姫部みさき (218 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

自分の感情が分からない少年と、リストカット少女の純愛物語。

それでは台詞解説。
これ一応断っておくと、目の前にいる先輩にはあくまでも自分の道に迷って相談してるだけであって、告白してるわけではないです。ラヴなのは別の人。しかし告白してる本人はもちろんですが、先輩は実においしいところを持っていきましたね……