名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

11/08/04 - の記事

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

タイトル:シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :みかわみり:三川みり
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

どんな逆境からでも、一時はへこたれても強い意思を持って立ち上がる腕利きの砂糖菓子職人の少女・アン。持ち前のまっすぐで明るい気性が、偏屈な戦士精霊のシャルをはじめ様々な人の心を動かし、見事銀砂糖師の称号を勝ち取ったアンですが、その行く手には次から次へと困難が舞い込んでくるのです……。
おすすめのシリーズ。

シャルのデレっぷり(ただしシリーズ当初比)を見ているだけで、ご飯三杯はおかわりいけます。

それがるうるの支配魔術 Game2:リメンバランス・パズル

タイトル:それがるうるの支配魔術 Game2:リメンバランス・パズル(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :さくらねこ
デザイン:?
編集  :?

さてと、このシリーズをなかなか的確に表す紹介が思いつかないわけですが……
ミステリ風味の魔術もの、といったところでしょうか。

・魔術はあるが、ドンパチやらかすアクションではない
・魔術は、世界の<理>を一時的に書き換える
・主人公だけが唯一、言葉によって魔術を破ることができる

こんな特徴があり、作中のキャラは魔術によって認識を惑わされ、それをどうにかして主人公が解いていく、そんな筋書きになってます。読者には最初から「どう見ても図書館だろ!」とわかりきったところで、誰一人疑問も持たずアイス販売の列に並んでいたり、といった描写の仕方がおもしろいですね。
さて、それはそれとして……

御剣言乃、なんという訓練されたツンデレ!

はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅵ

タイトル:はぐれ勇者の鬼畜美学Ⅵ(小説:HJ文庫)
作者  :うえすてつと:上栖綴人
絵師  :卵の黄身
デザイン:?
編集  :?

女好きではあっても、いつも彼女たちが笑顔でいられるように行動し、決して泣いたままにはしないという、エロいけど熱い、異世界帰りの勇者の物語。
暁月さんなら、恥ずかしいことされても仕方ないな!と思えます。

今回は閑話休題。細かい部分では物語展開してますが、つかの間の休息ということで、エロエ……もとい、いろいろやってますね。