名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

今、あなたはなんて眼で私を見ているんだ。なんだその見下す眼は!? 心の中ではいつもそうやって私を見てきたというのか。笑顔の仮面の裏に隠したそんな眼で私を見てきたのか。
ちくしょう! ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう! 悔しい、悔しいよ……死ぬほど悔しいよ。何なんですか、あなたは。何なんですか、私は。
迷惑だったら言ってよ。邪魔だったら殴ってよ。好きなようにすればよかったじゃない。何で、何で今の今まで黙っていたの。言えばわかるよ。何で我慢するの、あなたは。
私の知らないところで勝手に何もかもを決めて、事が起こって、終わってからその次第を聞かされても私はいったいどうしたらいいの。原因が私だったら、それで私はいったいどうしていたらよかったの? 今、私はどうすればいいの?
わからないよ、もうわけがわからないよ。いったい、どうして……。


タイトル:黄色い花の紅(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あさうら:アサウラ
絵師  :Bou
デザイン:?
編集  :?
キャラ :紅花 (145 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

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えーと、自分の隠されていrた衝撃的な話を聞かされて茫然自失のお嬢様の構図です。こういう心情の吐きまくりは好き嫌いが分かれるところでしょうが、好きな人にはたまらんのじゃなかろうかと。