名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「わたしは、恋をするのに理由なんかないと思っています。恋とは、したくなくたって、いつのまにか落ちているものなんです。そして――いったん恋したら、あきらめることはできても、自分からやめることはできなんです。たとえ、どんなに辛くても」
「――あなたの意見をきくと、恋をしないほうがいいと言っているみたい。好きにならなければ、いっそ幸せだと」
「いいえ。
でも、やっぱり恋をしていたほうが幸せなんです……。たぶん、そう思います」


タイトル:ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスは明日への切符(小説:コバルト文庫)
作者  :あおきゆうこ:青木祐子
絵師  :あき
デザイン:?
編集  :?
キャラ :クリスティン・パレス (84 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

えー作品紹介は書影クリックで。
台詞は……まあ、そのまんまかな。台詞が自分自身の恋には臆病なクリスのものであることがポイントですね。人に言っているようで、その実自分の内面を表した台詞と言えるかと。