名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「君は、誰かが許してくれたら、自分を許せるのか?」


タイトル:銀月のソルトレージュ―ひとつめの虚言(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :かれのあきら:枯野瑛
絵師  :得能正太郎
デザイン:?
編集  :?
キャラ :リュカ・エルモント (226 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

すいません、作品説明は自前コピペです(汗
伝説の物語と、実際の物語の交錯する剣と魔法のファンタジー。ただし、舞台となっている世界は拳銃も出てくることから剣と魔法から脱却しつつある世界のようです。
200年前に世界を揺るがせ、今は伝説となったとある王国の姉姫と妹姫の物語が重要な鍵となってますが、この伝説と現実との関わり合いが絶妙でした。
息抜きできる軽妙なやりとりもあり、2巻以降も読みたいと思います。

それでは台詞解説。
……というほどのものでもないんですが。過去の過ちを悔いていて、「それは仕方がない事だったんだ」と他人に許してもらう事。それは必要な事なんですが、だからといってそう簡単に割り切れるはずもないのが人間というものなのです。