名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

ふと、思った。
このスピンが終われば、魔法は解けてしまうのだろうか。気がつけば現実世界に戻っているのだろうか。
……あっという間のひと時。でも。
ここには全てがある。
私が私として欲するもの、全てが。
無限の祝福に包まれて……報われ、許され、愛される。
それは泡沫、氷の夢園……。
たとえ曲の終焉と共に消えてしまうのだとしても。
確かなことがひとつだけ。
……ほら、見てよ。
ガラスの靴が履けるのは私だけ。選ばれたのは私だけ。
そう。
この世界にはふたつのものしかない。即ち。
桜野タズサとそれ以外――


タイトル:銀盤カレイドスコープ vol.9 (9)(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かいばられい:海原零
絵師  :鈴平ひろ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :− (305 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

読もう、ともかく読みましょう。
銀盤カレイドスコープ全9巻。すばらしい至福の一時をありがとう。

さてと台詞解説。
スケーティングシーンから。シンデレラがモチーフになってるのでこういう描写になってます。はい、もう何も言うべき事はありません。ただ感じてください。