劇場版”文学少女”を見てきました。
5/1から公開が始まった劇場版文学少女を見てきました。
見に行ったのはヒューマントラストシネマ渋谷。
公開初日の初回の割には満席じゃなかったんですが、すぐ近くの池袋で舞台挨拶が行われてたんで熱心なファンはそっちに行っていたのかも。
第一印象としては、「遠子先輩よりもミウの方が目立ってるかも。ていうか平野綾ファンは見に行くべきだろ」でした。
肝心な内容ですが、文学少女シリーズ全体の再構成版です。
おおまかにいって文学少女シリーズは、
●遠子先輩
●ミウ
●ななせ
のストーリーの三つの軸があるわけですが、当然ながら劇場版の限られた時間で全部を完璧にやるのなど不可能です。そこで、劇場版ではミウの物語を中心にして構成されてました。
ミウのヤンデレな感じはおそろしいくらいによく出てました。いやもう平野綾の演技ははんぱないっすね! 背筋にこうぶるぶる来ましたよ!
遠子先輩については、重要人物なのはわかるんですが先輩の背負った重い過去については一切説明がなかったので、初見で見た場合どういう風に思われるのかはちょっと心配。ただし、先輩が得意げに作品について蕩々と語るあのノリはよく再現できてたと思います。
いちばん割を食ったのがななせ。あまりにも扱いが軽い……ななせファンは号泣していいと思います。ただ、私パンフ見るまで不覚にも知らなかったんですが、実はOVAで短編が三つ出ることになってるんですね。そこでななせファンは悔しさを紛らわせましょう。
全体としては、文学少女ファンには満足な内容です。
作品を読んだことがない人が、このやや駆け足な描写をみてどう思うかが気になるところ。
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