名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「お前が腰に下げているのは空き缶を飛ばすオモチャじゃない。人を殺すための道具だ」
「そんなのわかって……」
「お前、丸腰の人間が撃てるか? 無防備な相手を背中から撃ち殺せるか?

引き金を引くのなら相手は必ず倒せ。不意を突け、後ろから撃て、相手を油断させろ、敵には抜かせるな、弾に余裕があるなら二発撃ち込め。確実に止めを刺せ。敵に情けをかけようなどと考えるな」
「必ず、殺すんだ」


タイトル:Gunning for Nosferatus 此よりは荒野(小説:ガガガ文庫)
作者  :みなかみともひろ:水無神知宏
絵師  :maruco
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ステラ&アラン (184 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ファンタジーな世界で西部劇。弾が飛び交います。
アウトローの宴です。

それでは台詞解説。
流れのアウトローであり、凄腕の女ガンマンであるステラは、いつまでも甘さの抜けないアランに対して銃を持つと言うことの心構えを問うています。
開拓地では強くなければ生き残れない。生き残れなければ正しいもクソもない。