名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

非情の掟・補論  ラノベ以外に手を出すには時間と資金が足りません、せんせー!

ラノベ以外の小説で現在気になってるものは下でも取り上げられてる「僕僕先生」、あとmixiで知った「でかい月だな」ですね。どっちも、血が騒ぐあらすじです(笑) うあでも両方ハードカバーなのかorz

●僕僕先生がたいへんかわいらしいのでライトノベル読みの人も読めばいいのに、と思いました。
と、これを受けて書かれた
●非情の掟
平たく言うと、濫読派にはともかく、ラノベ専にすすめてもたぶん読まないよ、ってなお話。

確かに、ラノベ専と呼ばれる種族は存在すると思います。
実際、ここ数年私の読書もそんなことになってるわけですが……私個人のケースだと、ライトノベル(時代小説もあてはまるかな?)特有の問題として、シリーズ長期化によって、雪だるま式に”読まなければならないもの”が膨れあがっていく問題があります。さらに他人様に紹介するからには巷で人気の高いライトノベルにもできるだけ目を通した上で、イチオシを取り上げたいなどと考えているので、新レーベルが多数立ち上がった現在、正直(時間的にも予算的にも)いっぱいいいっぱいだったりします(苦笑
あんまりよろしくないと思ってるんですけどねー……ほんとは海外SF、海外ミステリも読みたいんですがにんともかんとも。とりあえず上で紹介したどっちかは今月中の課題図書にしておこうっと。

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企画物できそうですね

「ラノベ専の方々に薦めるハードカバー」とか。

 森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」

を強力プッシュしたいだけなんですが。
その他、いくつか挙げときます。
 山本 弘「アイの物語」
 池上永一「シャングリ・ラ」
 機本伸司「神様のパズル」(文庫あり)
 森奈津子「西城秀樹のおかげです」(文庫あり)
などなど

レスです。

>hobo_kingさん
>本当にこのサイトはいつ見ても面白そうな本が紹介されているので目が離せませんね
そういって貰えると嬉しいです。一応できるだけ体張って紹介するようには気をつけてます(笑) しかし、ハードカバーはお金の面もそうですが、場所も取るので非常に悩ましい存在ですよねえ……

>Takaakiraさん
>『でかい月だな』は差し上げますよ。あと、前泊の相談もお早めに
マジですか! 全く何の遠慮もなしに喜んでもらってしまいます!
あ、今回は往復夜行バスなので宿が要らないのです。声がけありがとうございまーす。

>フォスカさん
>非ラノベ専の種族には古典病というのがありますよ。
あー……なるほど聞いたことありますそういえば。さらに言えば、SFやミステリ読みにも古典病があるみたいですね。ラノベは歴史が浅いとはいえ、それでも既に二世代にまたがりつつあるので、古典病も併発しつつあるかも。人間速読術をマスターしたところで、しょせん一人で読める本の数など知れているので、取捨選択は実に悩ましいです。

古典病

非ラノベ専の種族には古典病というのがありますよ。
例えば、岩波文庫や新潮文庫やちくま文庫あたりの「古典」と呼ばれるものをまずは読んでから…という病です。
日本なら夏目漱石や太宰治、中国なら四大奇書(『三国志』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』)、イギリスならシェイクスピア、ロシアならドストエフスキーとトルストイという具合でしょうか。
世界の文学には「古典」という”読まなければならないもの”がたくさんあるので存命作家の新刊まで手が回らなくなるのです。
非ラノベ専も台所事情は似たり寄ったりだと思います。

LNCまで我慢したら

『でかい月だな』は差し上げますよ。あと、前泊の相談もお早めに!

興味深いです

「僕僕先生」「でかい月だな」両方とも楽しそうですね。
本当にこのサイトはいつ見ても面白そうな本が紹介されているので目が離せませんね。私も時間と資金に余裕があったらぜひ読んでみたいと思います。特に資金の方が厳しいですが・・・これはどこの皆さんも同じでしょうね。ハードカバーというのがまた何とも・・・ですね。