名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

『心葉くんは、どうしたいの?』
『心葉くんは、どう思うの?』
『なにがしたいの?』
『どこへ、行きたいの?』
『その答えは、心葉くんが自分で見つけなきゃいけないわ。痛くても……哀しくても……苦しくても……きみの足で辿り着いて、見つけなきゃ』


タイトル:“文学少女” と神に臨む作家 下(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?
キャラ :天野遠子 (182 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

完結してしまった……(ちょっと放心中)
いい話でした。

それでは台詞解説。
といっても、これはある意味今まで心葉に大して遠子先輩の投げかけてきた台詞の集大成といえます。
遠子先輩が自分に対して言った言葉を思い返している場面。心葉が弱っていて、人に何かを決めてもらいたがっている時や人にすがろうとしている時も、遠子は決して心葉を甘やかしていません。心葉的には路頭に迷っていても、です。うーん、やっぱり遠子は真の母性全開キャラだなあ。