名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「せいぜい高値でわっちを買ってくりゃれ?」
「買ってやる。ただし支払いは林檎でな」
「ぬしもなかなかきついところがある」
「焼いたら少しは甘くなるかもしれない」
「焼いた雄など甘ったるくて食えぬ」
「ならお前は?」
「試しにかじってみればよい」


タイトル:狼と香辛料 (7)(小説:電撃文庫)
作者  :はせくらいすな:支倉凍砂
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ホロ&ロレンス (223 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

狼と香辛料短編集。はじめてホロ視点からの物語が語られるという意味で新鮮な感覚を味わえる一冊です。

それでは台詞解説。
基本的にいつものホロとロレンスの掛け合いですが、林檎云々というのはホロが林檎をほしがったはいいけど、買いすぎて飽きるくらい食べた、というのが前提になってます。焼くのもたぶん「妬く」と掛けているかもですね。